【免許って必要?不要?】5分でわかるジェットスキー免許の取得方法

ヤマモト

こんにちは!編集部のヤマモトです

海上を爽快に駆けるジェットスキーは、マリンレジャーの定番です。

そんなジェットスキーを自分で運転してみたいと思ったことがある人も多くいるでしょう。

しかし、ジェットスキーを運転するには、特殊な免許が必要なことをご存知でしょうか?

この記事では、ジェットスキーの免許について、その種類や取得方法、費用などをわかりやすく解説します。

ジェットスキーに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

ジェットスキーの免許とは

ジェットスキーは、水上オートバイとも呼ばれる小型の水上乗り物です。

エンジンで水を噴射して推進力を得る仕組みで、ハンドルとスロットルで操縦します。

後ろに人を乗せることもできますが、運転するには専用の免許が必要です。

このジェットスキーは後ろに乗せてもらうだけなら免許は不要ですが、自ら運転して、1人で乗り回すためには、船舶操縦免許のひとつ「特殊小型船舶操縦士免許」が必要となります。

湖岸や海岸から2海里(約3.7km)までの水域を操縦できる資格で、この免許は、他の船舶操縦免許とは別に必要で、持っていなければ運転することができません。

また、この免許は日本国内でしか有効ではなく、この資格がなければ他の船舶操縦免許を所有していてもジェットスキーを操縦することができません。

現在で300万人以上がこの免許を所有していて、近年では船舶免許の中でも人気があり、その数は年々増加しています。

船舶免許の種類

小型船舶操縦士の試験は操縦できる水面の範囲や船の種類によって 1級小型船舶操縦士、2級小型船舶操縦士、特殊小型船舶操縦士に分かれています。

船舶の免許は、スポーツやレクリエーションに限定されたボートを無制限に操縦できる「1級小型船舶操縦士」、海岸から5海里(約9km)まで操縦できる「2級小型船舶操縦士」、さらに湖や川に限定された「2級小型船舶操縦士(湖川)」と、ジェットスキーなどの「水上オートバイ」に特化した「特殊小型船舶操縦士」の4種あります。

ここでは、各船舶免許の詳細を省きますが、ジェットスキーの運転が目的の場合、特殊小型船舶操縦士」の免許を取得しましょう。

参考記事【おすすめはこれ!】あなたにあった船舶免許を徹底解説!

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免許の取得方法と取得できる場所

免許を取得するには国家試験を経て取得しますが、大きく分けて以下の3つの方法があります。

小型船舶操縦者の心得や遵守事項、交通方法や、操縦技術、ロープの結び方、点検方法など、しっかり身につけ免許取得に臨みましょう。

ここでは、簡単に説明しますが、免許取得方法を詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

船舶免許を取るまでの流れと注意点!
参考記事【5分でわかる!】船舶免許を取るまでの流れと注意点!

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免許スクールに通って取得する

免許スクールで学科講習と実技講習を受講修了し、国家試験を受験する方法です。

免許スクールでは国家試験合格に向けてカリキュラムに沿った内容で講習を行います。講習日程や費用は各スクールによって違いがあります。

比較的、登録小型船舶免許教習所よりも免許取得までの費用や日数が少なくなる場合が多いです!

登録小型船舶免許教習所で取得する

国土交通省に登録されている小型船舶免許教習所に入校し講習と国家試験と同様の試験に合格することで船舶免許取得を目指します!

学科講習と実技講習を受講するところまでは免許スクールと同様で、講習を受講した後に国家試験と同等の内容の修了試験を教習所で受験し、合格すれば船舶免許が取得できます。

↓ 全国の登録小型船舶教習所こちらから確認できます。

登録小型船舶教習所一覧(国土交通省)

独学で取得する(非推奨)

免許スクールや登録小型船舶教習所に通わず独学で勉強し、国家試験を受験する方法です。

国家試験の学科試験の項目については独学でも勉強可能ではありますが、実技試験は、実際の船に乗船して講師から指導を受ける必要性があるため、登録小型船舶免許教習所や免許スクールで実技講習を受講することが必須となります!

そのため、実技講習を受講のみでは割高となってしまうため、結果的にスクールに通うのと金額的には大差ありません。

独学のみで勉強するのであれば、免許スクールや登録小型船舶免許教習所に通って正しい知識を身に着けて国家試験にのぞみましょう!
(もちろん、学科講習を受講している場合でも安心せず、ある程度個人で勉強することも必要です!)

ジェットスキーの免許の取得の流れ

特殊小型船舶操縦士の免許は、操縦者の心得及び遵守事項・交通の方法・運行の3科目合計50分で、各科目50%以上正解し、全体で65%正解することが求められます。

ちなみに、1級または2級の船舶免許を所有している人は学科試験の科目が免除となります。

例年の合格率は90%以上なので、頑張ればきっと合格できるはずです!

一般財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会:https://www.jmra.or.jp/license

免許取得に必要な費用

船舶免許の費用

船舶免許の取得費用は地域や教習所などにより差がありますが、相場は4万円〜8万円程度になります。

教習所によってはセールやグループ割引、学割などを行っているところもあるので、通いやすい場所や自分に合った条件、スケジュールや内容を調べて決めましょう。

教習が終わり試験に合格してから、実際に自分のもとに免許を受け取るまでの期間は1~2週間程度要するところもあります。

そのため早めに免許の方取得しておくと予定が立てやすいかもしれませんね!

まとめ

ジェットスキーの操船には「特殊小型船舶免許」が必要であることがご理解いただけましたでしょうか。

ちょっとハードルが高そうに感じていたジェットスキーの免許も具体的に知ると取れそうな気がしてきませんか?

ぜひこれからに向けて、新たな選択肢を増やすためにも、ジェットスキーの免許にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

船舶免許.com では各都道府県のおすすめの教習所をご紹介しています。

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