
こんにちは!編集部のヤマモトです
船舶免許に対しての興味は湧いてきたでしょうか?
今回は船舶免許の実技講習を受けたので、内容をサラッと解説していきます!
実技講習なので、ほとんどの方がこの講習ではじめて船の操縦を経験すると思います。
私も実際に運転してみて、楽しすぎてもっと乗っていたかったです。笑
実技の内容も学科試験で出題されるものもたくさんありますので、しっかりと知識として頭にも入れることを忘れないでください!
ロープの結び方

ロープの結び方は実技試験でも学科試験でも出題されるのでしっかり出来るようにしておかなければいけません。
(実際に本番の実技試験で私は間違えちゃいました。。笑)
実技試験の場合は6つの結び方の中からランダムに1つの結び方を実演するというものでした。
ここで教えてもらうロープワークは以下の6つになります!
6つの結び方
- クリート止め
- まき結び
- もやい結び
- いかり結び
- 一重結び・二重結び
- 本結び
初めてだとムズカシイと思うかもしれませんが、講師の方々が親切に教えてくださり、一人でできるようになるまで教えてくれるので大丈夫です!
そのあと、マリーナに移動して実際に船を操船する講習が始まります。
船に乗る前の点検

さあ乗船だー!と意気揚々に船に乗り込みたくなるのもわかりますが、マリーナに移動してまず最初にすることが船の点検です。
船の点検は大きく3箇所ほどあります。
- 発航前の点検8項目
- エンジンの点検10項目
- 法定備品の点検8項目
こう見るとめちゃくちゃ多いですよね。。
でも大丈夫です。覚えの悪い私でもできました!
ポイントをおさえればあとは流れで覚えられます!
実技試験でも3箇所のうちの1つを実際に行わないといけません。
講習の際の点検についてはテキストを見つつ指導者の方と一緒に確認していきます。
ここは試験で出題される項目なのでしっかり学びます。
実技試験・学科試験ともに出題されるのでしっかりと覚えておく必要があります。
点検がすべて終われば次は待ちに待った乗船です。
待ちに待った船へ乗船!

出航前の点検を点検を終えたら、いよいよ乗船です!
乗船後は簡単に機器類の説明や見方を説明していただけます。
その後に一度エンジンをかけるのですが、船のエンジンは車とは違い、ただキーを回してすぐに発進できるわけではありません。
燃料の供給を確認したりリモコンレバーを中立(ニュートラル状態)にしていることの確認、またエンジン始動後にも冷却水点検孔から水がしっかり出ているかなども確認しなければいけません。(この辺は女性はムズカシイかもしれません。。)
さらに出航前にも暖機運転(エンジンを温める)をする必要があるので、車に慣れている方でも普段なかなかしないことをしなければなりません。
エンジン始動は実技、学科ともに試験に必ず出題される分野なので教習中にしっかり覚えましょう。
正直エンジンのことについて全く知識がない方や、車の免許を持っていない方も教習をきちんと受ければ何の問題もなく実技に受かりますよ!
いざ操船!

エンジン始動のあとは船の操縦に入ります。
何よりこれが教習のメインで一番楽しいです!
大きな船を自分が動かしているというのが感覚がとても新鮮で快感です!
実技教習はだいたい4時間程度で途中に休憩はありますが、ほとんど続けて船に乗っているので運転にも慣れてきます。
ちゃんと船の運転ができるか不安な方もすぐになれるので乗れば大丈夫です。
車の運転と違う所は、ハンドルを切ってもすぐには曲がらないのである程度の予測をしてハンドルを切らないといけません。
実技講習 - 後半

船舶操縦の教習が一通り終わったら
- 人命救助
- 避航操船
- ハンドコンパスの使い方
- 離着岸
これら4つの講習も受けます。
こちらの講習は比較的簡単に覚えることが出来るので短時間で終わります。(離着岸だけムズカシイ。。)
これで実技講習は以上となります!
国家試験免除の方はこのあとに修了試験をおこなったりするので、あまり気を抜けませんね。笑
また国家試験を受ける方も、期間が空いてしまうと船の操縦を忘れてしまうので、1,2週間以内を目処に国家試験を受験することをオススメします!
まとめ

今回は実技講習の内容をさらっと解説していきました。
学科講習と違い、実際に体験をするので、とても楽しいです!
ただ楽しみすぎないように気をつけてください。笑
船の点検の箇所は、エンジンなどの装置を実際に見て覚えるという形なので、所々メモをする必要がありました。
私も一気には覚えることができなかったので、実技講習が終わった後もちゃんと見直しをすることで頭に入りました。笑
船の操縦も車を運転したことがある人なら、割と簡単に操縦できるかと。。
操縦自体も私はむずかしく感じなかったので、気楽に乗っていただけたらと思います。
ただ2ヶ月以上開いてしまうと船の操縦感覚を忘れてしまうので、国家試験がある方は早めに受験をすることをオススメします。
以上、お読みいただきありがとうございました!